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『フジミ・ノ・ケイ』
ジャンル:サスペンス?
考案理由:「もしも自分をいじめる奴や嫌いな奴を合法で殺害することが出来たらどうなるだろう?」と考えた自分は、「殺される側を極限まで苦しめる法律」=「不死身の刑」のアイディアを思いつく。
死刑よりも重く、一生殺されては生き返るを繰り返す「不死身の刑」。
加えて殺される側だけでなく殺す側の苦悩も描けるのでは思った。
「学校や法律が助けてくれないなら自分達で手を下す」と最初は意気込んでいても、徐々に殺害し続けること罪悪感だったり、「彼らが自分達にしてきたことを自分達がやる=自分達も彼らと変わらない最低な奴ら」だと思い知らされるのだ。
あらすじ
本作はオムニバス的な話で、いじめられっ子といじめっ子、恋のライバル(2ページ目の話と似た感じ)と言った感じで、邪魔な奴を「不死身の刑」で不死身に殺し続ける過程と転落する様を描く。
「不死身の刑」について
・近未来の世界で新しく作られた法律。
・一定の金額を払って、その権利を買うことになる(最低でも億単位。払い方は一括、分割どちらでも可)
・殺したい相手は「とある財団」によって「不死身になる薬」を投与される。
・「不死身になる薬」はどれだけ体をバラバラにされようとも瞬時に再生する効果を発揮する。
・殺す側には特権として殺害許可証と銃火器、刃物、その他様々な凶器を購入する権利を与えられる(もちろん合法で)。
・殺害方法は自由。ただし殺す側は最低一日一回は対象者を殺害しなければならない。もし出来なかった場合はルール違反と見なされ、こちらが死刑となる(ちなみに相手側も「不死身効果を消す薬」を投与され、殺害される)。
・殺す側は対象者以外の人間を殺害してはいけない。巻き添え、流れ弾が当たってなども例外ではない。もし殺害した場合は上記同様、死刑となる。
・権利購入後に、周囲から反感や誹謗中傷を受けても自己責任となる。
・殺す側が何らかの理由で死亡(自殺含む)した場合、相手側も処刑される。
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