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碧(Aoi)
No.1
激しい雨音にさえ
掻き消すことができないほど
胸が騒いだ
☆∴☆∵☆∴☆∵☆∴☆∵☆∴☆∴☆
この度は素晴らしい皆様と共に、リレー詩に参加させて頂き、ありがとうございました。
前回『卒業文集リレー』に参加したので、
「もしメンバーが集まらなかったら……の時の補欠要員で」
と言っていたんです。
何故かいつの間にかメンバーになってた……
始まりの文
「夕立とともに降ってきたこの気持ち」
夕立の激しい雨の中、びしょ濡れになり立ち竦んだまま、Tシャツの胸の部分を強く掴んで空を見上げている。
そんな男性のシーンが浮かびました。
誰かを好きだと思う強い気持ちでもいい。
何かを成し遂げようとする決意でもいい。
そして思い付いたのが、
「激しい雨音にさえ
掻き消すことができないほど
胸が騒いだ」
この主人公は、自分の激しい想いを確信し、雨をも厭わず濡れたアスファルトを蹴り、前に走り出す映像が浮かびました。
するとどうでしょう……
次の秋月さんが、
「僕は駆け出す」
と繋いで下さったので、驚きました。
私のごく普通の一文が、高尚な文学作品のような詩にバージョンアップしていくとは!
皆様のセンスと語彙力に、ただただ感服!
「1番走者?荷が重い」から、
「1番手で良かった!間に挟まれてたら、泣いて脱走してた」
と、気持ちは変化。
胸を撫で下ろした次第です。
終わりの一文を選んだ時は、ただの直感で、でも、奇しくも七夕の日に、詩のストーリーが七夕に近付いて行った時には、読んでいて震えました。
そしてラストで胸がスーッとして温かくなり、とにかく「上を向きたい!」という気持ちになり、感動を覚えました!💖
リレーメンバーの皆様、お疲れ様でした。
貴重な体験をさせて頂きました。
本当にありがとうございました!
碧(Aoi)
https://estar.jp/users/741400360
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