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「もうお別れなの?私、よくわからないで迷い込んじゃって…あなたに助けてもらって。でもゼムトを説得して計画は中止になったみたいだし、これで問題解決よね?」
「ああ!『エルバートストン』の平和は守られた。ユウヒがゼムトに怯まずに、命の大切さを訴えてくれたからさ。僕も聞いてて感動した。勇気ある行動だよ。改めて言う、ありがとうね」
「こちらこそどうもありがとう。楽しかったわ」
「じゃあ送るね。目をつぶって」
「うん」
ペタはユウヒに目をつぶらせ、何やらブツブツと魔法を唱えた。
「きゃあ!!」
叫び声を上げたユウヒは、一瞬でその場から消えた。
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