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兄がすごい勢いで飛びかかって来る。
こんなん避けようもない。
兄の瞳はきれいな黒だったはずが、血のような真っ赤な赤に変わっていた。
殺人病だ!
もう逃げられない。
死ぬ...!
覚悟を決めめをつむると、何故か痛みを感じない。
あ、もう死んだんだ。
早いな、死ぬの。
最後くらい彼氏作ってイチャイチャしたかったな...
目を開けると...
いつもどおりの風景が広がっていた。
あれ?
クソ兄壁にめり込んでるし、目の前に知らんショタの後ろ姿あるし、どうなってんの?
恐る恐る声を出す。
彩「クソ兄...?」
?「あ、やっと目ェ開けたか。」
見知らぬショタが喋る。
何がなんだか意味がわからなかったが、これだけはわかる。
こいつがクソ兄を殺したんだ。
そうおもうと殺気がこみ上げてくる。
彩「お前がクソ兄を...!」
一発で仕留められ
るようみぞおちを狙いクリーンヒットした。
はずだったが...!?
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