彩と殺人病

兄と殺人病

ｸﾞｳｳｳｳｳｯ
愛華「お腹すいたァァァァァ！」

「もうケーキ？
　今日ってなつみちゃんの誕生日を祝う日じゃない？」
そう。昨日はなつみちゃんの誕生日。
昨日平日だったので、今日やることになった。

愛華「だってもうなつみちゃんそれどころじゃないし...」
なつみ「ショタですねぇ♡
　　　　可愛いですねぇ♡むふふふふっ」
あ、うん...。
「なつみちゃん！今日はなつみちゃんの誕生日を祝うんでしょうがっ！」
あらん(仮）から離そうとするが、全然離れない。
戦闘力は私のほうが上だけど、なつみちゃんは握力６０。
男子からの呼び名がゴリラパワーになっているぐらいだ。
なつみ「やだぁぁぁ
　　　　今日はこの子もって帰るぅぅぅぅ！」
あらん「ちょ、俺この人の親戚なんですけど...。」
「持って帰っていいから離して！」
やっと離してくれた...。
さすがゴリラパワー..
愛華「ケーキ食べる！ケーキ食べたい！いい？？」
なんか原始人と話してるみたい。
「じゃあ切るよぉ。」
ケーキを４等分に切る。
大きい方を愛華に食べさせて満腹状態で帰らせる作戦。
実は前家に愛華呼んだ時冷蔵庫の中が空っぽになりかけたんだよね。
それで男子からの呼び名はブラックホール。
愛華「ごちそうさまぁぁ！まだ冷蔵庫になんか入ってる？」
さすがブラックホール。
冷蔵庫の中身全部食べて帰りました。