【探索】

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【探索】 モトヤは俺が「ポワ」を殺して奪い取った金貨を見て何かに気が付き… 「まさし、「ボッソ」を殺して奪い取った金貨の時は気が付かなかったが?」 「モトヤお前が「ポワ」から奪い取った金貨を見てある事を…?」 モトヤが俺に金貨について話し出した。 しかし… このゲームのルールでは… 刺客から奪い取った金貨を手放すと金貨の所有者はその人となり… 俺はモトヤに金貨を渡している事から所有者はサトシであり… 渡した瞬間から… 俺は金貨に触る事も肉眼で見ることも出来ない。 俺達がそのルールを破るとこの異世界内の迷宮に入り込み抜け出す事が出来ないと? それが真実なのか俺達は知る由もないが… もし、その事が真実ならば取り返しのつかない事になるので従う事にした… そこで、モトヤは金貨の情報を俺に教えるため… 俺と一定距離をとり… 写メで金貨を撮り俺の携帯に転送していた。 「まさし、携帯画面を見ろ…」 「まず「ボッソ」「ポワ」から奪い取った金貨を比較した画像を送った…」 「金貨の片面これを表とすると…」 「同じ模様…クロス…バツが描かれている…」 「まさし、画面をスクロールさせろ…」 「そして、金貨の裏面に描かれている模様が「ボッソ」の物と「ポワ」の物が違っていた…」 「そうだなぁ…?」 俺は携帯の画面を見ているが特に大きな変化に気付かなかった。 「まさし、「ボッソ」の金貨を拡大すると…」 「この様な抽象的な模様が…」 「その模様は古代文字では無いかと?」 「俺がキャラクターそして….」 「ストーリーを考え劇画を完成させる…」 「そんな時の物件を調べる中…」 「こんな文字、模様を…」 「多分これは「木」の様に思える…」 「そして「ポワ」の金貨には「森」の様に思える…」 「まさし、画面を拡大したから分かるだろ?」 「分かるよ、モトヤ…」 「その「森」の文字の下に↓がある」 「それが何を意味しているかだ?」 『モトヤさん、まさしさん、次の刺客が…』 アヤさんからメッセージが… 『まさし、体調はどうだ?』 『アヤさんからメッセージが…』 『刺客との戦い…頑張れ!』 里山先輩から励ましのメッセージが… 「まさし、金貨の解明は後にしよう…」 「刺客が現れたようだが….」 「しかし…俺の脳裏に刺客キャラクターはまだ…」 するとその時…
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