第1話 ボンバー誕生!!

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 16時、ワイルドシング店内。  響とウララ、従業員2人は開店準備を進めていた。  ウララは気分よく仕込みをこなしている。 「ウララ、何かいいことあったでしょ?」  響の質問。さすがに感が鋭い。 「良い男に会っちゃてさ」 「へー、ウララが気になる男子って恵那君以来じゃない?」  ウララは恵那君という名前を聞いてドキッとした。 「もう、恵那君の事はいいの!今日会った人野球上手かったなぁ」  遠い目をする。 「アンタの好きになる要素は野球の上手さなんかい!」  エセ関西弁で突っ込んだ。 (また会えないかな……)  ウララには、また会えそう予感があった。
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