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もやくんのなにになろうかな①
『みんなこんにちは、ぼくもやくん
僕がキラキラになれるおしごとを探してるよ』
今日ももやくんはもやもや
『うーん、なにになったらキラキラになれはかな?』
もやくん、もやもや
うーん、もやもや
『うーん、どんなおうちにすんだらきらきらになれるかな?』
もやくん もやもや
うーん、もやもや
『おうちにいても見つからないから、キラキラを探しにでかけよう』
もやくんはおうちをでて森にやってきました。
てくてく、もやもや。
てくてく、もやもや。
空から鳥さんがやってきました。
『とりさん。こんにちは。』
『もやくん。こんにちは。何をしてるの?』
『ぼくがキラキラになれるおしごとを探してるんだよ。』
『あら、キラキラになれるおしごとを探してるいるなら、おすすめがあるわ。』
そう言ってとりさんは空から森に降りてきました。
『もやくん。キラキラになるためには鳥になるのが1番よ。空をとんだら気持ちよくてキラキラするんだから。』
『わぁー!とりさんかぁ。空を飛ぶの気持ちよさそうだね。きっとキラキラだね!』
『空を飛び回るのはとても気持ちいいのよ。ほら、もやくん私の背中に乗って。空を案内するわ。』
『とりさんありがとう。』
もやくんはとりさんの背中にピョンっと飛び乗りました。
もやくん、ワクワク
とってもワクワク
『さぁ、行くわよ、もやくん。しっかり捕まってて。』
とりさんは羽を大きく広げて空高く舞い上がりました。
『ほら、もやくん下を見てごらん。』
『わぁー!すごい。空を飛んでるよ!森があんなに小さく見える。あっちには海も見えるよ。』
『空からはなんでも見えるから、どこへでも行けるのよ。』
もやくん、キラキラ
とりさん、キラキラ
『とりさん!みて!くもとおほしさまもすぐそばにあるよ。』
『そうね。いつもあるわ。』
『すごい!自由に飛んで、キラキラお星さまもいつでも見れるとりさんはキラキラで素敵だね。嬉しいから、お星さまを持って帰ろう。』
『あら、お星さまなんて持って帰ってどうするの?』
『宝物にするんだよ。とりさんとキラキラした思い出になるでしょ?ぼくすごい楽しいんだもん』
もやくんキラキラ
もやくんホクホク
とりさんともやくんは森に戻ってきました。
『もやくん、今日はありがとう。とても楽しかったわ。また一緒に遊んでくれる?』
『うん、遊ぼう。僕もとても楽しかった。とりさんはキラキラだね。僕も鳥さんみたいに飛べるように練習してみるよ。』
バイバイと手を振って、もやくんは飛ぶ練習に行きました。
もやくん、キラキラ
とりさん、ホワホワ
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