寂しがり屋の猫は今日も主人の帰りを待っている

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「凪、おはよう、朝だよ?」 と起こされる。 「ん…、おはよぉ旭…」 とキスをする。 「今日の服そこに置いておいたから。ちゃんとご飯食べてね。それからお家から?」 「でない…」 と寝ぼけなまこで言う。 「うん、行ってきます。」 と笑って家を出て行った。俺は起きて歯を磨いてご飯を食べた。今日も美味しい。着替え… 女の子の下着の上下。フリルたくさんついてる。頭につけるやつと足につけるやつもある。でも上に着る服はボタンが付いていない旭のカーディガンしかない。 「……寒そう、だけど…」 旭が喜んでくれるなら着よう。 と着た。お腹丸見え、まあ旭以外に見られないしいっか…、とソファーに座ってテレビをつけた。 「…可愛い猫だなぁ…」 テレビでやってる雌猫を見て見惚れる。一回これを旭の前で言ったら旭怒って何回も犯された。 「くぁあ…」 とあくびしてソファに寝転がる。そしていつの間にか寝てしまったのだった。
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