○運命の瞬間(とき)

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 姉はここに来る前に一ヵ所だけ寄る所があると言っていたため、来るまでに一時間くらい掛かると言っていた。  その間にお昼ご飯を作り終えたい所だ。  チキンライスだけ先に作っておいて、卵はフワフワのを食べさせたいから、後から焼くことにした。 その次に前の残りで余っていた挽肉を使って、小さめのハンバーグを焼くことにした。  どこかのカフェみたいにランチプレートっぽくにしたら可愛いかも……なんて、急に作りながら思ったわたし。  姉もきっとそういうのが大好きなはずだと信じて、ランチ作りをした。  ハンバーグだけでなく、彩りも気にしつつ業務用のスーパーで購入していたポテトサラダなども乗せることにした。 【もうすぐで着くよ。後5分くらい】 【了解】    姉からの連絡を確認したわたしは、オムライスの卵を作り始めた。  フワフワになるように作りたかったので、生クリームなどを入れてみた所、これは大成功だった。 「……うん、イイ感じ」  これなら姉も喜んでくれるであろう。 見た目も結構可愛いし、本当にカフェのランチプレートみたいになった。  うん、美味しそうに出来た……。
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