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玄関ポーチを歩き、開閉門を開けて、敷地から出てから開閉門を閉めた私は、駅の方へと足を進めた。 私の住んでいる街には、煌蓮と言う組織団体がある。 そこに所属している人達が、街をパトロールしているから、犯罪が少なくなったと言う事は、この街では有名な話しだ。 もちろん、治安が悪い繁華街には、24時間体制で煌蓮の人達が居る。 だけど、それ以上詳しい事は、一般人の私には分からない。 どんな人が居て、その人達に誰が指示しているのかも私は知らない。 学校で、クラスメートが色々と話していたけど、それほど興味がなかった私は、いつだって聞くだけの立場にいる。
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