2人が本棚に入れています
本棚に追加
「そういえば、過去の状況を報告しなければ!
ていうか、ソロモン七十二柱。
ヤバいのが干渉していませんか?」
アキラは、ため息を吐く。
「俺ん所は、三邪神だったわ」
聞くところに、よると。
デス、サルーイン、シェラハの三体と遭遇したらしく配給品の聖櫃で何とか難を逃れたらしいが。
上手く戒律を破る様に仕向けたり、誘導するのは大変だったらしい。
その辺りをイグノーツの所へ問い正しに行くと言うが、アキラは違和感を語った。
ソロモン七十二柱の敵性感知時に、ジジイが居なかったこと。
また。
アキラ様と相対した三邪神の敵性(存在)感知の際も居なかったらしく。
未来連合では、ジジイが敵勢力の者かも知れないと疑う者が相次いで居る。
「ワタシと、アキラ様で解明しちゃいましょう!」
「うん、流れ的には悪くないけど。強引だな!?」
二人で笑いながら転送ルームに向かい事の顛末を話す。
転送を見届けたいと言うイグノーツは、即座に了解した。
仲間の疑いを晴らせるかもしれない、大事な任務だと話す。
「ジジイが怪しいのは知っているが、何処に向かっているか(行っているか)は不明でな……何か分かったら直ぐに話す‼︎」
そう言われると、ほぼ同時に転送の準備が開始される。
「未来アストラル連邦部隊、並びに未来連合の転送許可が下りました……速やかな日本の改変を宜しくお願い致します」
未来アストラル連邦部隊……。
何で、アイツらが!?
嫌な予感しか、しなかった。
日本、どうなってしまうのでしょうか?
(いや、既に退廃してるけどね!)
最初のコメントを投稿しよう!