私は今、危険な状況に陥っている様だ

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「そういえば、過去の状況を報告しなければ! ていうか、ソロモン七十二柱。 ヤバいのが干渉していませんか?」 アキラは、ため息を吐く。 「俺ん所は、三邪神だったわ」 聞くところに、よると。 デス、サルーイン、シェラハの三体と遭遇したらしく配給品の聖櫃(せいひつ)で何とか難を逃れたらしいが。 上手く戒律を破る様に仕向けたり、誘導するのは大変だったらしい。 その辺りをイグノーツの所へ問い正しに行くと言うが、アキラは違和感を語った。 ソロモン七十二柱の敵性感知時に、ジジイが居なかったこと。 また。 アキラ様と相対した三邪神の敵性(存在)感知の際も居なかったらしく。 未来連合では、ジジイが敵勢力の者かも知れないと疑う者が相次いで居る。 「ワタシと、アキラ様で解明しちゃいましょう!」 「うん、流れ的には悪くないけど。強引だな!?」 二人で笑いながら転送ルームに向かい事の顛末(てんまつ)を話す。 転送を見届けたいと言うイグノーツは、即座に了解した。 仲間の疑いを晴らせるかもしれない、大事な任務だと話す。 「ジジイが怪しいのは知っているが、何処に向かっているか(行っているか)は不明でな……何か分かったら直ぐに話す‼︎」 そう言われると、ほぼ同時に転送の準備が開始される。 「未来アストラル連邦部隊、並びに未来連合の転送許可が下りました……速やかな日本の改変を宜しくお願い致します」 未来アストラル連邦部隊……。 何で、アイツらが!? 嫌な予感しか、しなかった。 日本、どうなってしまうのでしょうか? (いや、既に退廃してるけどね!)
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