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「そうだよな、さっきこっちでいけなかったもんな」
そう言いながら、すでに立ち上がっている胸の突起をいじられる。くにくにと芯を出すようにしこられて、切ない快感が胸から下半身へ流れていく。それに刺激されたように腰の奥深くが甘く疼いた。
「あぁ、っう……、やぁ、あ……っ」
「腰揺れてる。胸だけじゃ足りない?」
「う……んっ」
「じゃあ足開いて」
言われるがままに稜太郎に向けて股を広げて膝を立てる。半身を起こした稜太郎は用意していた潤滑ゼリーをたっぷりと手にまとわりつけて、悠希の秘部へ這わせた。
「指挿れるな?」
こくりと頷くと、節くれだった指がずぶずぶと悠希の中へ入り込んでいく。戸惑うように頑なだった隘路は、稜太郎の手管によって次第に柔らかさをまとう。しばらくすると指を誘い込むように収縮を始めた。
三本の指が難なく出し入れできるようになると、稜太郎の指は悠希の快感を引き出すための動きへと変わった。
「ふっ、んぅ、そこ……っ、やっ……」
「ん? ここ?」
「はぁっ、んっ、だめっ、そんないきなり激し……っ」
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