2人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日、学校に行くのが辛かったけれど、ちゃんと学校に来ました。
森内君の彼女…どんな人なのか知りたくなりました。
いえ、本当は知らない方が良いのかもしれないけれど、気になって仕方がないのです。
どうか、私と同じクラスではありませんように。
『あ、百合ちゃん、おはよう』
「おはようございます。あの、羽菜さんは森内君の彼女の事を知っていますか?」
私が聞くと、びっくりしたような顔をして、
『知ってるけど、百合ちゃん…知りたいの?』
「はい」
まさか、私がまた森内君の事を聞くとは思わなかったのでしょう…。
『いずれ、分かっちゃうと思うから言うね。同じクラスに居る木村桜だよ』
「え、あ…そうなんですか。気付きませんでした」
同じクラス…なんですね…。
最初のコメントを投稿しよう!