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『桜ちゃん、ノート貸して〜?』
見ると、私の近くの席の林琴葉さんが木村桜さんに話しかけていました。
木村桜さんを見てみると、茶髪のセミロングに丸顔の背の高い女の子でした。
笑うと可愛い。
花に例えると「ヒマワリ」のような明るいオーラが見えます。
でも、見ていると何というか…心の中に雲がかかったような息が出来ない苦しい感じになります。
その思いはずっと消えなくて、朝も昼も夜も、木村桜さんの顔が浮かんできて切なくなります…。
『百合ちゃん、最近元気ないね』
「え、そんな事ないですよ」
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