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私は、美鈴さんに近寄って「何故…」と聞き返しました。
美鈴さんは、さっきの楽しそうな表情から真剣な表情になっています。
『そりゃ、まだ百合ちゃんと知り合って間もないけど、元気ないのは分かるよ』
「美鈴さん…」
『本当は、羽菜も心配してるんだけど、『こういう時は美鈴の方が分かるから』って…。ねぇ、百合ちゃん、森内の事忘れられないんでしょ?』
「………はい」
私の目から涙が出ました。
気付いてくれた事が嬉しかったからです。
『やっぱり、そうだったんだ。早めに聞いた方が良いよねって2人で言ってたの』
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