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そして…待ちに待った委員会の日が、やってきました。
朝からドキドキです。
『おはよう、百合ちゃん。今日は一緒に委員会行こうね〜』
羽菜さんが後ろから来ました。
私が周りをキョロキョロしていると、
『あ、美鈴はねー、彼氏と昨日お泊りして朝寝坊したんだって〜』
「そうでしたか」
お泊り…美鈴さん、大好きな人と一晩中ずっと一緒に居られて羨ましいです。
私も森内君と…。
『あれ〜百合ちゃん、顔赤いよ?あー、そっか、そっか』
羽菜さんは、私を見ながらニヤニヤしています。
「あ、えと、森内くんの事を考えていて」
『あー、妄想しちゃったかぁ〜。こりゃ、委員会が楽しみだぁ〜』
羽菜さんはそう言って笑い、私も早く委員会に行きたくなりました。
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