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そして、昼休みになりました。
かなりドキドキしています。
第2会議室に入り、周りを見渡すと長いテーブルがいくつもあり、3人ずつ座れるようになっています。
『あ、立花さんだ。マジ可愛いなぁー』
何人かはもう座っていて、私を見た途端一人の男子が叫びました。
『マジかよ〜、近くで見られてラッキーだなぁ〜』
『やっぱり、百合ちゃん、人気あるんだね』
「いえっ…森内君まだ来てないみたいですね」
他の人に人気があっても嬉しくありません。
森内君に会ってお話したい。
それが目的で今ここに居るのですから。
『あ、そうだね。席自由なんだけど、森内の近くに座りたいよね』
ドア付近の近くに2人で座っていると、そのドアから森内君がもう一人の委員の人と入ってきました。
「あ、来た」
私が小さい声で言うと、羽菜さんは、
『着いていこうか』
と言って、2人の後ろを歩いていきました。
私もその後ろを着いていきます。
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