瞬きの時間

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ひとしきり泣いて、家へ帰った。 家に帰ると、もう(あかり)がついていた。 花乃はオレの顔を見るとすぐに察したようで 黙ってオレを抱きしめてくれた。 「花乃…。」 「オレ、綾が好き。」 「……知ってるよ。 ずっと見てたから。」 オレは花乃を抱きしめた。
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