エピローグ

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エピローグ

ずっとあなたを見つめてる。 あなたが幸せなときも あなたが苦しいときも あなたの心にずっと消えない哀しみがあっても 私はその哀しみごと愛してあげる。 ゆうちゃんの寝顔を見つめる。 しっかりした眉に長い睫毛。綺麗な鼻梁に、形の整った唇。 うっとりと眺める。 「綾…。」 寝言で呟いたのが私の名前じゃなくてもいいの。   私はその寝顔にキスをする。 「ゆうちゃんが好き。今までも。これからも。」 END
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