佐伯綾

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「綾らしいな。」 そう言って笑った顔。 あの頃と同じだった。 思わず見つめてしまって 気づかれそうになって慌てて視線を逸らせた。 アイスを持つ左手の薬指に指輪が光ってた。 優太は今も暖かい家庭に恵まれているんだね。 幸せそうな優太。 会えてよかった。 やっぱり私達、違う道を歩いてるって実感できたから。
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