プロローグ

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プロローグ

寝顔…。 彼の寝顔を見るのが好き。 まつ毛が長くて鼻筋が通っていて。 それは永遠に眺めていられる。 薄い唇にキスしたいのをグッと堪えて、その綺麗な寝顔を見つめている。 彼の寝息が顔にかかるのを感じながら。 最近ではそこに息子のかわいい寝顔も加わった。 私の大切な宝物。 いつも見てるよ あなたが笑うときも あなたが苦しいときも あなたが他の誰かを愛するときも あなたの全てを見つめてる
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