13人が本棚に入れています
本棚に追加
あとがき
この度は拙作『君の隣にいれるなら』をお読み頂き、誠にありがとうございます。
作者の春夏冬と申します。
まずは最後までご愛読頂きましたことに感謝申し上げます。
スターよりもスタンプよりも、何よりも嬉しいです。
うちの子の最後を見届けて下さってありがとうございました。
この作品、内容としては結構重たかったと思います。
甘々とかのタグを堂々とつけておいてこう言うのも何ですが……。
私自身、書いていても「重たいな…」と思っておりました。
でも、重たいのがこの作品の正解なのです。
だって重たい愛を表現してみたかったのですから。
物語が完結した後からなら「好きになるのに性別なんて関係ないよね」とか「愛の大きさに制限なんてないよね」とか、どうとでも格好つけたことを好きなように言えますが、本当に、ただ単に重たい愛のお話を書きたくて書きました。
和輝と智琉の愛、お互いのものがちゃんと重いものだったと思うのですが、如何でしたでしょうか...?(急に自信を無くす)
とある少女漫画のたった一セリフから思いついたこのお話。
えぇ、そうなんです。
少女漫画の一コマに書かれていた、「俺も連れてって」というたった一つのセリフから、この話は生まれました。
そんな軽率にも思える理由で書き始めたこの話をたくさんの方々に目を通して頂けましたこと、至極光栄にございます。
書き始めた当時は、こんなに沢山の方のお目に掛かれるとは思っておりませんでした。
もちろん今でもまだ信じられません……。
改めまして、ありがとうございました。
余談ですが、私自身、硫酸での自殺を図ったことがないので、硫酸を飲んだ後の表現は全てネットから引っ張ってきたものです。
ついでに、白血病にもなったことがないので、こちらの症状もネットから引っ張ってきたものです。
なにか間違いがあっても、温かい心でお許しくださいませ。
噓を書くことは許されない文字書きの中の一端だったとしても、流石に自殺と白血病発症は出来ませんでした……。
十中八九噓ついてると思います笑
こちらも余談です。
賛否両論あると思いますが、このお話の最後のシーンはわざと、和輝が死んだのか、天国で和輝と智琉は再会できたのか、描写しないようにしています。
読者の皆様お一人お一人の解釈にお任せしようと、この話を書き始めた当時からそう思っておりました。
ぜひ皆様で、和輝と智琉の最期を作ってやって下さい。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもメリバでも、どうとでも解釈できるのではないかと、私は思っております。
話は変わりますが……
画像を下方に添付しておりますが(ちゃんと添付されてますかね…?)、こちらのイラストは、私がTwitterの方で仲良くさせて頂いております相互様、藤宮葵様(@fujimiya_aoi_)に描いて頂きました。
そう、表紙に設定させて頂いているイラストでございます!(2022/11/19より)
私の無茶な要望にも親身にお応え下さって、感謝してもしきれません…!
この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。
和輝と智琉をとっても素敵に描いて下さいました!!!
表紙に設定したら全体が映らなかったのが残念で……どうか是非こちらで沢山見て頂ければ幸いでございます。
この物語はこれで閉幕ですが、スター特典のお話を少しだけ公開しようと思っております。
一つは、蛇足&箇条書きになりますが、私がどのように解釈してこの物語を書いたのか、ネタバレも含んだ設定の詳細を。
もう一つは、本編ではまるで重要ではないかの如く流れるように去っていった、小学生時代の和輝と智琉のお話を、智琉sideで少しだけ。
この二つを予定しております。
(本編完結前に投稿しました智琉の誕生日記念SSの続きも、和輝の誕生日の時に公開予定です)
もしお時間ございましたら、お付き合い頂ければ幸いです。
執筆開始当初は2万文字ぐらいの話にしようと思っていたので(実際書き終わったら倍になってました笑)、とんとん拍子に進ませてしまった気もしますが、完結できたので良しとします笑
書きたいところは全て書いたので、私としては満足しております。
もしこんなところまで目を通して下さった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。
もう神さま女神さまです。
そして何より、この作品を読んで下さってありがとうございました。
何度お礼を申し上げても足りません。
短い間ではありましたが、お付合い頂きましてありがとうございました!
またどこかでお会い出来たら嬉しいです。
2022/9/20 春夏冬いあ
最初のコメントを投稿しよう!