じょうが真後ろから

当てはないのが心情　あってはいけないのが人情
書き出すしかない　書き尽くすしかない
もうこれで充分と思ってないか　思うはずなのか
たわいもない言葉に涙がポロリ
わいわいした言葉に涙腺ホロリ
ふとした言葉になんのその
ふっとした言葉にかんのその
救われて　助けられる
体がこんなに脆かったとはお笑いもの

かつてはなかった心情　かってはいけない感情
書き出すしかない　書き尽くすしかない
それで満足と思ってないか　思わないか
歩いて　走って　それしかない
動いて　はたいて　あれしかない
石のように動じないってね
体を動かさないとどうしようもない

『あー』『だー』
『いー』『だー』
奇声を発するお年頃
笑い物だよ　絶対に
それも雅なものか

当てはないのが心情　あってはいけないのが人情
書き出すしかない　書き尽くすしかない

もう充分だと決めてしまえば
全ておしまい
『もう少し』を謝絶してしまえば
それこそおしまい