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弟「えっ、何とかできるの?」
兄「当たり前だろブラザー。俺を誰だと思ってやがるんだ」
弟「無職でヒゲの社会不適合者」
兄「言うよねえ」
弟「できるんなら早く何とかしてよ」
兄「まあ任せとけ。貝なんか殻ごと焼いちまえば、そのうちパカッと口を開いて――」
弟「絶対ダメだよ! ここいら一帯が大火事になっちゃうよ!」
兄「そんなこと言ったって、他に方法なんてねえだろ」
弟「おしまいだー!」
兄「ていうか、動き止まってねえか」
弟「あっ、口を開いた!」
兄「そうか、陸上じゃ呼吸できねえから、ほっとけばそのうち止まるんだな」
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