1来年も一緒に泳ごうね

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1来年も一緒に泳ごうね

今日のお題 『青』 『スイカ割り』 『迷惑』 ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚  青い海を見て蓮は、楽しそうに笑い、大きな声を上げた。 「すっげぇ。一面、青だ!!見ろよ、(らん)!」 「もう見てるわ。海だから青に決まってんだろ。んな、ぎゃあぎゃあ騒ぐな」  嵐は、無邪気にはしゃぐ蓮を、冷めた目つきで見た。友人兼恋人に、怒られようと、目の前に広がる海に、蓮のテンションは下がることを知らない。 「早く泳ごうぜ!」 「は?」  不思議そうに首を傾げる嵐を見て、蓮は「あっはは」と子供のように声を出し笑う。そんな恋人の笑顔に、全力で焦る嵐。 「話が違う!みんなで、スイカ割りしに来たんじゃねーのかよ?!」 「大丈夫、ちゃぁんと後でスイカ割りもやるから、安心しろよ!ちょっと、その前に、運動しようぜ〜」 「え」  ニヤニヤと悪そうな笑みを浮かべている蓮の言葉に、思いっきり、顔を引き攣らす。 「で、でも、水着持ってねぇし、みんな来るだろ」  嵐、必死の抵抗。しかし、蓮だって対抗する。 「水着は嵐のも俺のも持ってきた!そして、集合時間もしっかり一時間後に設定してあるヨ」 「は、はぁ…?!お前、俺が泳げねぇの知ってんだろ!」 「だから、泳ぐんじゃん」  「俺が手取り足取り教えてあげる〜」そう笑う蓮。信用できるわけなく、嵐の心は不安の一色だった。 「ほらほら、早く、海の家に行って着替えよ」 「いやだ!!!絶対泳がねぇからな」  強引に海の家に引き込まれていく嵐。必死にジタバタしてる。そんな嵐を蓮は、愛おしげに見つめた。 「泳げるといいね〜」 「泳ぎたいなんて微塵も思ってねーから!ありがた迷惑なんだよ!!!」 「わ〜♡ 有難いって思ってくれてんだね。ほら早く」  何を言っても、聞く耳を持たない蓮。嵐はなく術もなく、連行されて行くのであった。 ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ 1日目から投稿忘れるかと思いました((( 出来が死んでますけど、大目に見て下さいね!!!
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