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翌日の朝私がいつものように起きると姉の体調は回復しておらず、姉は母が病院に連れて行くということになって私は1人でいつものように高校に登校した。
私は姉のことが心配で授業に集中できず、放課後の部活もいつものように参加したけれど練習に身が入らなかった。
部活を終えて帰宅すると姉の姿が見えず、いつも夜遅く帰宅することが多い父が家にいたので私は心配になって、
「お姉ちゃん、どうかしたの?」
と聞くと父が、
「藍那は入院することになったんだよ!
病名は『白血病』だそうだよ!」
と教えてくれた。
私は少し気が動転して、
「お姉ちゃんはどうなるの?」
と焦って聞くと父が、
「精密検査をしてみないと、はっきりしたことは答えられないと医師から言われたんだよ!
今日から明日にかけて精密検査をして、明日夕刻に検査結果を教えてくれることになった。
明日はお母さんに病院に行ってもらうことにしたよ!」
と教えてくれた。
私は姉のことが心配で、
「お姉ちゃん、どうしているの?」
と聞くと、
「病院に入ってから藍那は落ち着いていて、普通に話もできているよ!
澪那は心配しなくても大丈夫だよ!
週末土曜日に澪那も病院に一緒に行こう!」
と言われたので、部活を休んで私も病院に行くことにした。
翌日いつものように部活を終えて帰宅した私は、母に姉の精密検査の結果を聞くと母は、
「藍那は大丈夫よ!
少し入院になるけれど、治療すれば治るそうよ!」
と教えてくれた。
「それで、お姉ちゃんはどのくらい入院になるの?」
と聞くと母は、
「3ヶ月から4ヶ月くらいだろうと言われたよ!」
と教えてくれた。
この話を聞いた私は、姉は全国高等学校バドミントン選手権大会の全国大会で優勝することが夢だけれど今回はこの大会に出場すらできない状況になったことを悲しく思った。
姉が高校の部活で一生懸命練習する姿を間近で見ていた私は、悔しい思いが込み上げてきた。
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