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「だいぶ効いたみたいだな。」
ニンフィアは俺とカロス残留組達とカロスチャンピオン、カルネさんを倒したレベルの実力、そしてこのヒバニーの繰り出したけたぐり…この技は相手の体重により、威力が変わってくる技だ。
そしてその相手はバンギラス…。
重量級ポケモンが故に大ダメージ。
さらにバンギラスは岩悪タイプな為、格闘技が4倍、タイプ一致で1.5倍、急所に当たったらしく更に2倍、計12倍のダメージを与えた。
俺はこのチャンスを逃さず、ヘビーボールを投げた。
そして数回揺れた後、パチンという音がした。
「…よし、バンギラスゲット!」
と俺が言うと、
「フィ〜ア〜♪」
と、ニンフィアが笑顔で鳴いた。
ちなみに俺がヘビーボールを使ってたのは空のオシャボをめっちゃ持ってきているから。
「頼もしい仲間も増えた事だし、そろそろエンジンシティに向かうとするか。確かこの道を真っ直ぐ進めば行けるはずだよな。あ、でも、ユーリ達もっとポケモン鍛えたければ遠慮なく言ってくれよ。俺もヒバニーのレベル上げとかしたいからな。」
とユウリ達に声をかける。
「そうだね、もう少し鍛えておきたい、かな。」
とユウリは言った。
対してホップとマリィは
「俺は先に進むぞ!」
「あたしも進む。」
と言った。
「そうか。なら2人とは一旦お別れだな。」
「次はシュートスタジアムで!」
そう言い俺達とホップとマリィは別れた。
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