一話

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「ヒバッ!」 ヒバニーは元気よく俺の前に出た。 「いっけー!サルノリ!」 ※トレーナー達がサンドイッチを食べている際に回復した。 (最初のポケモンは大体体当たり、引っ掻く、叩くの基本ノーマル技に鳴き声か睨み付けるの攻撃or防御を下げる技…な筈。相手のサルノリと、そのサルノリと戦ってたメッソンはタイプ一致技を覚えてる可能性はあるが、ヒバニーに至ってはこれがデビュー戦だから、炎技は無いと思ってもいい、か。そしてその3つの攻撃技のうち、ヒバニーの体格からして出せるのは…。) と俺は長考して、 「ヒバニー!体当たり!」 俺はヒバニーに体当たりを指示した。 そしてヒバニーはサルノリに体当たりを繰り出していたあたり、俺の予想は当たっていたみたいだ。 「サルノリ!枝突き!」 サルノリは枝突きとかいう技を繰り出してきた。 恐らくサルノリが取得した草技なのだろう。 だが、所詮草技。 炎タイプのヒバニーには蚊に刺された程度の威力だ。 そして何より技を出すまでに時間がかかりすぎてる。 「突っ込めヒバニー!体当たり!」 俺はそのまま突っ込むように指示した。 結果から言おう。 俺達が勝った。 いくら同等のレベルとは言っても、ホップやユウリは今日初めてのバトル…それに対し俺はバトルは勿論、数多の強敵、好敵手、チャンピオンと戦ってきたからな。 と、考えているとユウリが、 「何これ?」 と言った。 すると、 「それは願い星だね。」 とマグノリア博士が言った。 「これをダイマックスバンドに加工したら、パワースポットでダイマックスさせられるんだよ!」 とソニアさんがそう付け加えた。 「加工してあげようかな。もう少し待っててね。」 とマグノリア博士が言った。 そのご厚意に甘えて作ってもらう事にした。 それにしても願い星、か。 俺からしてみれば願い星と言ったらジラーチなんだよな。 その後3人で談笑していた所に、ダイマックスバンド、そしてアプデされた俺の図鑑が戻ってきた。 そしてその後はホップとは一度別れた。 なおユウリは俺に着いてくるとの事だった。
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