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するとそのアーマーガアと俺たちの間に入ってアーマーガアを睨むポケモンが来た。
そのポケモンは俺もよく知ってるポケモンだ。
体全体的に黄色いがかった茶色、腹部は紫で怪獣のような姿。
そしてコイツが暴れ出すと山は崩れ、川が埋まって地図を書き換える事になると言われているポケモンだ。
そう、そのポケモンの名は
「…バンギラス…!?」
と俺が言ったとき、それに呼応するかのように
「ギラァァァァァァス!!」
とバンギラスが咆哮した。
「ここを縄張りにしてるバンギラスがいる兄貴から聞いたことがあるけど、コイツのなことだったのか!」
「そうだとしたら、縄張りに勝手に入ってきたアーマーガアに怒っとるけんね…。それであたし達に力を貸してくれるみたいけんね。」
ユウリが図鑑で調べたところ、
「あのバンギラス…、色が違くない?」
と言ったユウリ。
「あのバンギラスは色違い個体だ。どのポケモンにも稀にいるんだ。」
(まあ中にはシンオウチャンピオン、シロナさんも愛用しているガブリアスみたいに通常色と色違いが並ばないと色違いかどうかも分からないポケモンもいるんだけどな。)
※シロナのガブリアスは通常色。
「一緒に戦ってくれるのか?」
と俺が問うと、バンギラスは頷いた。
ここでバンギラスが仲間に加わったのは嬉しい誤算だ。
バンギラスは弱点、耐性共に多い。
しかしその並外れた耐久力からバンギラスの弱点は実質格闘のみだと言う人もいる。
「よし…行くぞ!」
俺、ユウリ、ホップ、マリィでレイドを組んでキョダイマックスアーマーガアを倒す事にした。
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