プロローグ

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プロローグ

俺はクライト。 カロスチャンピオン兼大女優であるカルネさんに呼ばれてミアレのカフェに来ていた。 暫く待っていると、 「お待たせ。」 とカルネさんが言いながら俺の向かいのイスに座った。 俺は焦らしたりするのが嫌いな為、 「今日俺を呼んだのはなぜですか?」 と単刀直入に聞いた。 「クライトくん。ガラル地方でジムチャレンジしない?」 と言ってきた。 「俺が?なぜ?」 「ガラルチャンピオンから直々のご指名よ。推薦状は私から出しておくわ。」 「でもなんでジムチャレンジ?カルネさん、貴方なら俺の…いや、俺達の実力は分かっている筈…。」 と俺が聞くと、 「そうね、今の貴方達ならね。…ガラル地方って少し特殊でね。ガラル地方で未確認ポケモンはガラル入国ができないのよ。」 と、とんでもない爆弾発言をしたカルネさん。 「…は?」 「貴方の手持ちポケモンが変わってないと仮定するならガラル地方に入国できるのは…、この子だけね。」 と俺に言い指差したのは俺のベルトにセットしてあるラブラブボールだった。 「…まじか…。」 「この子以外を置いていくっていうのもアレだと思うけどさ、初心忘れるべからずって感じで新しいポケモン達とジムチャレンジするのもいいんじゃないかしら?」 〜数日後〜 「んじゃあお前たち、良い子にしてるんだぞ。」 俺は苦楽を共にしてきたポケモン達と別れ、ガラル地方行きの電車に乗った。 あ、連れていく他のポケモン達は妹に預けただけだから、逃がしたり捨てたりはしてないよ。
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