諦めきれなかった恋

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「あのすいません!こちらに斎藤美夜子さんと言う女性が入院してると思うんですが!」 返事は無かった。 そこは病院の入り口だからである。 ウィーン 自動ドアが開き再放送か?と思いながら自分の用件を受け付けに伝える夏男。 「あのすいません!こちらに斎藤美夜子さんと言う女性が入院してると思うんですが!」 「斎藤美夜子様ですね。少々お待ちください。」 30分後 「はい。確かに310号室に入院なされてますが、失礼ですがどう言ったご用件で?」 「お見舞いです。会社の同僚ななんです。」 何とか受付を振り切ったが正直夏男は会うのが恐かった。 連絡がないのは仕方無いにしても怪我でもしてたら・・・追い返されたら 色んな想像が頭を悩ませた。
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