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「私は国を離れます。千紘を連れて」
「な、何だと!?じゃあ俺も出る!」
「好きにするといい。時々なら千紘も両穴責められたそうですし」
「ちが…うぅ…」
ふるふると力なく首を振ってみたが、体は正直で両穴が雄を求めてひくついてしまっている。エミリオは部屋へ連れ帰り俺の体をシャワーを浴びさせてから着替えさせてきた。
ミニスカで胸元が開いている服で、下着も面積の狭いものを履かされ夜中に抜け出すように三人で国を出た。
良いのか?エミリオって姫様のお気に入りだろ?とは思うものの、何言っても聞かないんだろうなと思い馬を駆けるエミリオの背に抱きつく。
食事は怪物を倒した時に手に入れた肉を焼いて食べ、空腹を満たして進む。見た目は怖くても美味しいやつって居るんだなと思った。見た目は怖いけど。
時々俺の為に休憩をしたりして次の街へ向かう。目的地などは無いらしく、とりあえず国から遠くへ行くことが目的らしい。そりゃ姫様血相変えて追いかけてきそうだしな。
「あー喉乾いたぁ…」
「もう少し進めば街だから我慢しろ」
「へーい」
そんな感じのやり取りをしているのを見て、俺も喉乾いたなと感じてきた。そんな感じは無かったけど、言われて俺も喉乾いてきた気がする。
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