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どこにでもいるような普通の中学生。
それが私「水琴」だ。
私がそれを使えるようになったの中学2年生の秋。
なんでそんな中途半端な時期に使えるようになったのか、私もわからない。
その日はテストが帰ってきた日だった。私は理系が得意だったから、そっちは別に問題はなかった。でも、文系 特に国語はどうしてもダメで、何を言っているのか ちんぷんかんぷん なんてことがよくあった。案の定テストも全然で、今思い出しても笑ってしまうくらいに悪かった。
帰って親に見せて怒られ、喧嘩になって自分の部屋に戻ったときにその能力は使えるようになった。
周りが急に歪みはじめ、気がついたら私は知らない場所にいた。
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