『女の子は泣く直前が、いちばんかわいい』

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『女の子は泣く直前が、いちばんかわいい』

 この、なんともいじわるなタイトルの作品は、アズマさんhttps://estar.jp/users/260659295主催のママコン企画への応募作です。  なんと入賞作に選んでいただきました!  応募作を読ませていただきましたが、完成度の高い作品ばかりでした。そんな中で入賞することが出来て、光栄です✨  母の日に発表されたこの企画、詳細はこちらhttps://estar.jp/novels/26225071をご覧になってください。企画をしてくださって、応募の全作品に丁寧なレビューをくださったアズマさんに感謝です。  拙作はこちらです↓027cba63-384f-4156-b1da-7dc5e446f780https://estar.jp/novels/26230693  ママに関する作品、と聞いて思い浮かんだのは、『悲しみよこんにちは』の「今日、ママンが死んだ」という冒頭の文章です。  そこが最初のインスピレーションだったので、倫理的にどうなのか、という話ばかりが思い浮かんで困りました。  最終的に出来上がったのが、生意気な男の子がママにビターな母の日ギフトを贈る今作です。  今作では、主役の11歳の男の子おませなプレイボーイっぷりを書くのがとっても楽しかったです!  ママの視点に立ってみると、無邪気で可愛いはずの子どもがいつのまにか理解できない存在になっちゃった!と焦るところかなと思います。  家庭というのは50年代のアメリカドラマみたいに、プラスチックみたいに明るく輝いているかと思えば、仄暗く閉鎖的な側面があって。誰にでもその人の逃れられない家庭(過程)がありますから、描きがいがあるし、怖いものだと感じます。  私にとってコンテストのありがたいところは、「書きたいけれど、ちょっと我慢している」ようなやり方を試すことが出来ることです。  主催してくださったアズマさん、今作を読んでくださった皆さま😊ほんとうにありがとうございます!   2024年6月23日 Sunday morning !
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