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夜の影 昼間の言葉
よかったね と
微笑みを残して
部屋で泣いてる君が
見えた気がした
セルフイメージなんてなくていい
言いきれなかった僕
なにもかもまだ
中途半端だった時代
前向きの価値に悩んで
笑う君に合わせて
とりあえず笑うようにして
笑いやすい顔にはなった
そして悩みが
なさそうなんて言われるようになった
きゃぴきゃぴが好きだった君
いつだって
きゃぴきゃぴしていたがってた
わかってたから軽いノリ
表面くさいのは
たぶん お互い様で
ふいに混じる言葉で
たぶんお互い
わかってる
そんな気がしていた
確かめないのが
暗黙のルールだったね
確かめなかった君の陰りは
時間と共に
晴れたと信じていたい
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