バン・ルシファリオVSティオン・バーニアス

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倉庫部屋に戻ると寝ているレイピスを揺すり起こす 「おいレイピス!この家は好きか?」 妹は寝惚けていてもはっきりと首を横に振った 「よし!お兄ちゃんとこの家出て行こう!二人で協力して暮らすんだ!」 荷物の無い兄妹は決心するや否や屋敷を飛び出した 「レイピス……不安か?」 「お兄ちゃんが一緒なら大丈夫……」 「兄ちゃんと頑張ろうな!いつか贅沢なごちそう食べさせてやる!!」 二つの小さな背中は故郷をひっそりと出て行く 「レイピスは殺させねぇ……太陽は沈まねぇんだ!気合い入れろ!!」 消えかけていた金色のオーラは再びメラギーノを包み込む 「しぶといね。まぁその方が面白いか!」 「涼しい顔しやがって……今のうちだよ!!」 メラギーノが踏み出すとベルフェゴールに急接近する 「シャドースタンド」 パンッ! 自身の影での防御を展開するベルフェゴールを掻い潜る為、プロミネンスをしならせて地面に叩きつける 予想外の避け方をしたメラギーノは溜めていた拳を突き出す 「太陽神拳 5倍サンレーザー!」 ズドォン!!
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