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第3話【シンレイ&恐怖症】
今日1日は海だけ満喫できた。ただ今はあんあことになるとは思いもしなかったろう。
「海、楽しかったねー♪」
もふねこの言う通り、我々アスファルト団は海を満喫した。
「さっ次は肝試しだね〜」
ぐさっとらての一言がメリーに刺さる。
ー夜ー
「…来ちゃったよ…」
絶望でしかない。
どうやらホラーが好きというらての兄貴と共に霊が出ると言われる森へ行くらしい。
一応道路として使用されてるらしいが出るなら出るで声だして仲良く一緒に…っは無理か。
「うっしゃ行くぞー」
兄貴の合図で車は動いた。
だいたい30分で着くらしい。
「うぅ…」
僕が目を覚ましたときにはもう森の入口にいた。
「メリーそろそろだよ。」
もふねこが起こしてくれたようだ。
「今から入るぞー」
カクムミはテンションが上がっているようだった。
「ひぃっ!もういいじゃん」
ビビりまくる僕をみんなが笑う。
でも何かオカシイ。
みんな笑いが止まらない。ずっと不自然に笑っている。
僕は赤い血が出ていた。
腕のアザ、足の出血。頭の痛さ。
「なんで、どうして…」
胸が…苦しい…痛い、辛い…。
「っ!」
ゆっ…夢?
「なんだ、夢か…」
「おはようメリー!そろそろ着くから起きてねー」
良かった夢か!…え?
腕に痒みがあったから見たら…
『人の手のようなアザがあった。』
夢…じゃ……
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