最終話【夏休みの終末】

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最終話【夏休みの終末】

「みっんなー!もう夏休み終わりだよー!」 朝1番にメリーが起きた。 「先にメリーが起きるなんて珍しいですね、もうシェアハウス終わりですか…」 もふねこが目をこすりながら言った。 「私、昨日はオールしちゃいました(ノ≧ڡ≦)☆」 当たり前のようにオールするもふねこが怖い。 すると僕は思った。 「らては?まだ寝てるの?」 するともふねこはそっとスマホを出し、ニコニコしていた。 「実は、撮ってしまったんです。らての。」 これはお宝ゲットだな。なかなか見ないらての寝顔。ぜひぜひ拝見しようではないか。 「わはーw可愛い〜♡」 思わず笑みがこぼれるほど幸せそうな顔で推しのクッションを抱きしめ、(´^ω^`)ニチャァっと笑いながら寝ていた。 あっキモくはないですよ。僕ももふねこさんも。あっ、あとらての寝顔も。 「それにしてもらてのこの画像は寝落ちしたのか?」 もふねこは髪の毛を耳にかけて言った。 「そうみたいだね、オール誘いに行こうとしたらこうなってる状態だったから察した。」 やっさし〜。 「宿題してたんかな……ってそうじゃん!今日で夏休み終わりじゃんか!!!」 もふねこは思い出したかのように言った。 「え、さっき言ったやん。」 ✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂ ここで1つ みんなえ?シェアハウス?って思ったろ。 僕は君たちのことを考えて上げてるんだからね。 なんか暇だからシェアハウスしようってなったんだ。 僕ん家で((  決めてから夏休み終わりまでやろうって決めたんだー! ✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂ 「うぅ…おはようございましゅ、あっおはようございます…」 らての一言に2人とも胸に突き刺さる。 「あっ、あば…らてのしゅ!The・syuらてのしゅ!カワイイ!カワイイ!」 もふねこが壊れた。 「んだてめぇ、⚫ろすぞ。」 2人の胸にトゲが刺さる。が、癒しが勝った。 「今日もカワユス〜♪」 ちょっと僕は煽った。 「うるせ、オイラ今から宿題すんだよ。邪魔すんな。」 その一言に怯えた。 「もふねこさん…らっらての反抗期だよ…」 僕はちょっとノリを見せてもらおうとしてただけなのに、 「そうだね、引きこもって家帰ったらパソコン、お出かけせずパソコンばっかだけど可愛くて特に寝顔とか幸せそうな顔とかニコニコしてる顔とか笑みがこぼれた顔とかあっあとあ最近夜中まで宿題してる時多いから気をつけようね。今思うとほっんとらてって可愛いよな〜♥」 こわいっ、なんなのこの子?! 「はぁ、一日はあっという間だから今日は宿題三昧ですよ。」 らての呆れた返事に共感する2人。 今思い返すと今までで1番最高の夏休みだったと感じた。 初めてが多く、挑戦した夏休みだったな。 「私図書館に行ってきますね。」 もふねこはテスト勉強に熱心だ。 「メリーは宿題終わってんのか?」 らてがちょっと生意気そうに言った。 「もっちろん!」 今日は暇になるかもな。 「じゃあ手伝え!!」 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼✼••┈ ふぇ!!もう夕方?! 「らっらて、そろそろ帰らないと…」 「…」 ムッ無視!? どうしようこのままじゃらてが居座っちゃう。 「らて?私帰るけどまだいるの?」 「…」 もふねこにも無視????? 「帰りたくない……」 え? 「楽しかった思い出が、暮らしが終わるのはイヤ。」 らて…お前… 「さっさと帰れよ、気持ち悪い。」 まじで帰れ。 こうしてアスファルト団の長くて短い夏が終わった。 ー主から読者の皆様へ💌ー アスファルトの夏休みもこれでおしまいです。 みなさんもこれぐらいで終わってしまう事でしょう。 メリー達アスファルト団と共に新学期へ行きましょう。 ━━━━━━━新たな扉が開かれようとしています━━━━━━━━ これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
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