一抹の文明崩壊

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まぁ、よくわからないけどもう一度寝てみよう。 うん、たぶんまだ夢の中に居るはずだ。 俺はさっき目の前に広がった光景が現実でないと思い、再び床に就く。 だが十分すぎる睡眠時間に耐えきれず俺は覚醒状態だ。 時刻を確認すると11時51分だった 「10時間も寝てたのか…」 道理で 半端に開いたカーテンの隙間から、一切ビルが見えないことに違和感を覚え、 再度カーテンを開き窓の外の景色を見た そこには建造物などなく、かつて建物だった瓦礫や水道管が破裂してできた水たまりが無数に存在するだけだった 「なんだっ…これ…」 俺が10時間寝てる間に何が起きたんだよ… いやいやおかしいって!
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