プロローグ

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プロローグ

禍々しく冷たい空気が漂ってる中、本棚に古い書物が多数並んでいる。部屋には独特な紙の匂いが充満していた。ここは誰の部屋なのだろうか? 「暇すぎて退屈だ。あの大賢者とやらは、わらわが少し命を吸っただけで二度と開こうとしない。根性なし! たまには外の景色を見に行きたいものだ。誰かわらわを…」 この部屋に人は誰もいないにも関わらず、声だけが聞こえた。
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