プロローグ

1/1
前へ
/10ページ
次へ

プロローグ

 ー何故、この形でないといけなかったのだろう。  こんなにも傷つけて。こんなにも傷つけ合って。 「僕は……何も、していない」    どうしてこうなってしまったのだろう。どこで何を間違えてしまったのだろう。  ー知るわけない。起きたら全て終わっていたのだから。  ー許せない。赦したくない。  だから、忘れてやるもんか。この世の終わりまで。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加