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ドンッッッ
「………」ビクッ
「なぁ、何で逃げんだよ」
ど う し て こ う な っ た
数分前
へぇ……ここが職員室、案外ちゃんとしてるんだな…
ガラララ
「失礼します、一年S組の担任の先生はいらっしゃいますか」
と言ったら、教師全員がこちらを向いた
びっくりしている人や崇めている人泣いてる人など……
カオス…
「ッッ、俺だ、一年S組の小林咲夜だよろしく頼む」
顔を少し赤く染めこちらを見てくる
なんだこのホストみたいな容姿…
でもなんかどこかで見たことあるような……
「はぁ…転校生の佐々木秀です、よろしくお願いします」
よくわからないが、まぁそっとしておこう
ちなみに、ここでは偽名使っている
四宮なんてバレたら潜入した意味がなくなるからな
「秀……?おまえ秀か!?!!」
え?何で俺の名前知って
「おまえ、どこ行ってたんだよ!!!急いなくなるし、こっちはめっちゃ大変だったんだからな!!」
どこかで聞いたことある名前かと思ったら
そっか…俺がいなくなってあいつらは…
懐かしむように俺は名前を言った
「咲夜さん……?」
「!!!!!ッ!」
突然泣きそうになる顔になり、俺に抱きついてくる
ちょ、骨折れるって!!
「会いたかった…………もう逃さねぇ」ボソッ
なんか聞こえたような、気のせいか?
それに、咲夜さんの目が、なんだが熱くて……
「へっ?」
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