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んで今こうなっているわけだが.....
っ!後ろが壁だ!
「どんだけ俺がお前に振り回されたと思ってんだよ、お願いだがらどこにも行かないでくれ…」
「ッ……ごめん」
今でも消えそうで切ない声で言う
もとあといえ、俺が全て悪いんだあんなことしなければ、、、
小さい頃からの付き合いで、初めて見た時はかっこいい人だなと思っていた
信頼も積み上げてきて、俺らは素をだし笑い合う仲になっていた
それが何がいけなかったのだろう、どうかこれ以上は誰も苦しめずに幸せに…
「ーお前は俺の……ー」
ヒッ……今でも俺は囚われてるのだろう
いち早くこの悪夢から抜け出したくてたまらなかった
それも今では叶わぬ願い
「秀?」
「なんでもないよ」
優しい声を、優しい演技を、優しい嘘を
作って
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