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「…くん……しゅ…くん…」 声がする、何度も聞いた声 ん? 「秀くん!!!」 秀と呼ばれた男の子の前にはカッコいい系の 男性がいた 「うわ!!!」 な、なに……あっもう朝か 見慣れた豪華な部屋 ベットも大きすぎるし…金かけすぎだと俺は思うよ父さん… 「早く起きなさい…もうなかなか起きないから心配したんだからな」 父さんはそう言い自分のおでこに指でパッチンと叩いた。 あんま痛くないから…手加減したんだろうな…優しい… 「ふふ…なんかね…幸せな夢を見た気がするとても暖かったな…ふふ」 「……そうか」 父さんは呆れたような目で見てきたが優しい目でもあった 「むぅ、それで父さん何か用があったんじゃないの?時間見ると結構早いけど」 8時半…まだ寝たい… 「かわ、、、ゴホンああそうだった…実はなだな父さん、学園の理事長やってるいるんだが、秀くん海外の大学首席で合格しているだろう。学力もあると思う、これまで仕事しかさせてこなかったからその学園で息抜きしてほしいんだ」 学園か…でも父さん忙しいと思うし仕事は手伝い…それに結構楽しいし 邪魔しないけどそれも学園か…行ってみたい 「はぁ、、どうせ仕事はしたいと思っているだろう」 え?!なんでわかったの?!!! 声には出していないはず… 「顔に書いてあるぞ」 そんな顔に出やすいか!!今度から気をつけないと……それしても父さん顔がいいな…俺はまぁ平凡だったし…余計目立つ… そういえば、晃兄に呼ばれてたんだった!忘れてた、行かなきゃ! 「父さんごめんね!!!お、俺もう行くね !!今日晃兄から呼ばれてたの気づいた!起こしてくれてありがとう!じゃあね!!あっ父さん俺学園行くわ!!詳細また後で教えてね!」 大きな音を立てながら部屋から出て行く 「……クックッ…いってらしゃいもう大きくなったなあの頃とはもう大違いだ、、、、、もう我慢しなくて大丈夫か…」 秀のぬくもりを感じながら…先程青年が出て行ったドアを見ながら言った。 だがいつもと違う目をしていた、、、それはなんだが熱が籠もった目だった
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