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「ほんとに可愛いなぁ、さすが俺の秀だ」
晃兄の部屋に行くといつも抱きしめて晃兄の頬と俺の頬スリスリとくっつける
実はこれは最初ではない、時々晃兄は変なことを言ったりお尻触ってきたり…これセクハラだよな…いい加減やめてほしい
「晃兄…………エッチ」
わざと男が言う気持ち悪い声で言った
「グッ…………犯したい(ボソッ」
、、、今日の晃兄はおかしい
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で、今父さんの部屋のドアの前にいるんだけど
え?時差?ハハッ小説あるあるだ
コンコン
「父さん入ります」
「どうぞ」
やっぱ父さんの部屋も豪華…目がパチパチする、少し眩しい
「学園の詳細を聞きに来たんだよね?」
「うん」
さすがに聞いておかないとね…まぁもう調べてあるだけど、父さんからも聞いておきたい
「四宮学園は寮生の学園でね、お金持ちのお坊ちゃまが集まる所なんだが、そこでだ秀くんにはそこで息抜きをしてもらいたんのもあるんだが、治安が悪くてね不良が集まる場所でもあるんだ」
うげ、まじか俺一時期族というのをやっていた、もうやめたけど、、あの人がいなくなってからだっけ…あの人?
急に目の前が黒く染まった。
寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒いな
雨の音がひどくなる、耳鳴りもする
「…ゅう…自由…に…」
誰かが言った
フリーズしそうになる頭を持ち上げ正気を取り戻す。
そいつは笑顔だった、満面の笑みをしていた
「お前は俺のものだろう」
息ができなくなる
「秀くん?」
パチと目が醒める
「…大丈夫だよ、なんでもない」
暗示をかけないと俺は俺じゃなくなる気がする、奥にある黒いモヤモヤしたものがいる
「…そう…話の続きをしようか、その学園で1番活発的なのが親衛隊なんだが、学園での顔が良いもの達のファンみたいなものだよ、もちろん過激派もいるんだ…その過激派をおとなしくさせてほしいんだ」
ふーーん、その過激派をおなしくさせるのか
少し嫌な予感もするのは気のせいだろうか
ま、いいや今は目の前のことを見よう
「それでな提案なんだが、秀くんには風紀委員長やってもらいたい」
真剣な目つきで言った父さん
「は?」
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