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不気味な転校生
僕は山野 悠。
二学期の初め、僕の学校に一人の女の子が転校してきた。
「山下 あかねです。よろしくお願いします。」
おろしたとても長い髪の毛が特徴的で、ちょっと不気味な感じもする。
「じゃあ、悠の隣に座ってもらおう。」
「え!!僕のとなり?」
確かに僕の席の隣は空いてるな。
隣に座った山下さんになぜだがわからないが、どこか興味を持った。僕は迷いながらも話しかけてみようと思った。
「こ、これからよろしく。」
山下さんはキョトンとしていった。
「悠くん、私と会ったこと、あった?」
ゆっくりと、確認するようにたずねてくる。
「えっ!?」
突然の思いがけない質問に僕は戸惑い固まってしまった。
僕には山下さんと会った覚えはない。
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