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ネッケル、スタール父娘(おやこ)
疑問点
ルイ16世の財政官 ネッケルは、高校のときの世界史では王妃のわがままで罷免されたと習いましたがミュージカル『1789~バスティーユの恋人たち』
では、王の実弟であるアルトワ伯の悪いアドバイスのせいで思考力を失ったルイ16世に愛想を尽かして辞めたように描かれていました。果たして真相は?
ちなみに彼の娘で作家のスタール夫人は「あの男(ナポレオン)が父の愛したフランスをけがす」と怒って、ナポレオンと戦ったようです。
『1789』でも、私の訳が合っていればシャンタル・トマさんの『王妃に別れを告げて』でも、ネッケルは、貴族が使った金額をしっかり覚えているので、
贅沢をしたい貴族から目の敵にされていたようです。
シャンタル・トマさんの『王妃に別れを告げて』でもネッケルを辞めさせたのはアルトワ伯かマリー=アントワネットだと歴史編纂家のモローの口を借りてほのめかされていました。
この小説を書く上で、トマさんは当時の資料も参考にしたそうなので、今のところ、この2人のどちらかが辞めさせたのでしょう。
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