デブリードマン
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私たちはあの廊下の分岐の、さらにもっと前から繋がっていた。切れることのできない骨肉レベルでの繋がり。 切るべきではなかった。切らせるべきではなかった。さらに言えば、兄を助けてあければよかった。壊死する前に。たとえ私の体が蝕まれたとしても、一緒に朽ちればよかった。 そんな後悔がこれから先もずっと、続いていく気がした。
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