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「ここ、どこだかわかる? 是非、俺だけの道とやらを歩んでくださいな。ちなみに、君キラノベやってることは親に内緒だよね? 学校のタブレット使ってるから、君のご両親がキラノベに辿りつくことはない。わたしとの関わりなんて知る由もない。それから、君が大事にしてるキラノベのお仲間だって、君がどこの誰かなんて知らないし、君がここでのたれ死んでも悲しむどころか誰も気付かないんだよ」
真夏の熱風が白野の髪を揺らす。
「わたしは、おまえらのようなガキ共に自分の作品を殺されかかってんだよ。だから──殺られる前に殺っただけ。じゃあね。そこで本当の屍になれ」
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